5SL-150

アームと各素子には合マーク(数字)が張り付けていますので、各番号ごとに数字を合わせて、アームに各素子を基準の締付けトルクで締め付けて組み立ててください。反射素子と導波素子は長さが異なります。間違えないようにご注意ください。本体の折り返し放射素子のアース側が、反射素子側になるように正しく組み立ててください。アームはスリーブ上部にUボルトを用いて固定し、基準の締め付けトルクで締め付けて取り付けてください。

取付金具(別売品)により5SL-150をマストにしっかりと固定してください。防水筒に同軸ケーブルを通し、接栓を接続してください。接栓部は雨水の侵入を防ぎ、性能を維持するために、自己融着テープを巻き、さらにビニールテープを巻き付けることをおすすめしています。防水筒を5SL-150に取り付け、ケーブルクリップにて同軸ケーブルを完全に固定してください。同軸ケーブルの破損を防ぐために、多少のたるみを持たせて、マストに固定してください。

5SL-150はしっかり固定されたマスト(パンザーマストまたは鋼管柱)に取付けてください。5SL-150の性能を十分発揮させるため、周囲に障害物のない高所に垂直に取付けてください。5SL-150は、避雷針の保護範囲内に設置してください。スリーブ下端とマスト上端は指定間隔を離して設置してください。