3SL-060

取付金具(別売品)により3SL-060をマストにしっかりと固定してください。防水筒に同軸ケーブルを通し、接栓を接続してください。接栓は雨水の侵入を防ぎ、性能を維持するために、自己融着テープとビニルテープを巻き、完全に防水処理をしてください。防水筒を3SL-060本体にねじ込み、プライヤー等で増し締めし固定してください。その後、同軸ケーブルをケーブルクリップで固定してください。ケーブルの破損を防ぐために、ケーブルを1巻するか、多少の弛みを持たせてマストに固定してください。ケーブルクリップ適合外の同軸ケーブルを使用する際は、同軸ケーブルにビニルテープ等を巻きつけ、外径を12mm程度にしてください。

3SL-060はしっかり固定されたマスト(パンザーマストまたは鋼管柱)に取付けてください。3SL-060の性能を十分発揮させるため、周囲に障害物のない高所に取付けてください。また、3SL-060は避雷針の保護範囲に設置してください。3SL-060に接続する同軸ケーブルは無理に曲げたり、捻ったりしないでください。

導波アームに導波素子(おねじ側)を上から差し込み、下からエレメントリング、導波素子(めねじ側)の順で取り付けてください。各部の識別シールの標記を確認し、同じ標記の部品同士を取り付けてください。ネジ部は指定トルク値で締付けてください。取付後、識別シールの標記位置が揃わないことがありますが、必ず指定のトルク値を優先して取り付けてください。付属の六角穴付止めねじを指定のトルク値で締付け、固定してください。導波アームを3SL-060ベースに差し込み、付属の六角ボルトセットで固定してください。ねじは指定のトルク値で締付けてください。反射素子、反射アームを同様の手順で取り付けてください。これらの作業は全て地上にて行なってください。