HMG-450-5A-09

エレメントの可倒方法は非常に簡単で、エレメントをまっすぐ上方向に引き上げることで、360度どの方向へも最大90度まで倒すことが可能です。倒す方向を決めたら、ゴムトップの下部にあるエレメント先端を、エレメント固定ホルダーに引っかかる位置に合わせて車体にしっかりと貼り付けてください。 なお、エレメントを倒したままの状態で走行することは避けてください。風圧による損傷や脱落の危険性があります。また、エレメントを倒す・立てる際には、可動部分に手や指を挟まないよう、十分にご注意ください。

アンテナを取り付ける際には、まず防食フィルムを貼る位置を決めます。取り付け場所には平らな面を選び、油汚れ、ホコリ、ワックスなどをきれいに除去したうえで防食フィルムをしっかりと貼り付けてください。そのうえで、アンテナ本体を防食フィルムの上に設置します。このフィルムは鉄粉や砂塵などによる車体の腐食を防ぐために非常に重要です。 アンテナは可能な限り車両の屋根の中央部分に設置すると、より良好な通信性能が得られます。給電ケーブルは、付属のコードホルダーを使って車体に固定し、走行中の振動や外れを防止してください。 また、基部裏側にはテトロンフィルムがあらかじめ貼り付けられていますが、これは保護のためのものであり、剥がさずそのままご使用ください。

HMG-450-5A-09は、車載用途に特化して設計されたマグネット取付式のホイップアンテナです。高感度での安定した通信を可能にする性能を備えており、使用されている給電ケーブルには、損失の少ない3D-2Vケーブルが採用されています。 アンテナのマグネット基部には黒色の樹脂カバーが施されており、錆などによる腐食の心配がなく、長期間安心してご使用いただけます。また、強力なマグネットにより、風圧への耐性も高く、高速走行時にも安定した固定力を維持します。 さらに、エレメント部分はねじ止め式になっており、洗車の際などには工具不要で簡単に取り外しが可能です。エレメントは360度回転して任意の方向に倒すことができ、車庫入れや狭い場所での取り回し時にも破損を防ぐ構造となっています。