※防爆対応表の見方について
表の縦軸:無線機の「爆発等級」とは、爆発性ガスのうちどのガスへの耐性があるのかを表しています。
表の横軸:無線機の「温度等級」とは、無線機本体の構造が耐えうる最高表面温度が何度なのかを表しています。最高表面温度が低いほど、物質としては危険性が高くなります。
防水規格
数字が大きくなるほど防水機能が強くなります。IPX4(JIS4)が日常生活防水適度とお考え下さい。
IPX8 JIS8 | 水中形継続的に水没しても内部に浸水しない(水中形) |
---|---|
IPX7 JIS7 | 防浸形一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない(防浸形) |
IPX6 JIS6 | 耐水形あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
IPX5 JIS5 | 防噴流形あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
IPX4 JIS4 | 防沫形あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない(防まつ形) |
IPX3 JIS3 | 防雨形鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
IPX2 JIS2 | 防滴II形鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
IPX1 JIS1 | 防滴I形鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
防塵規格
数字が大きくなるほど防塵機能が強くなります。
IP6X JIS6 | 粉塵が中に入らない(耐塵形) |
---|---|
IP5X JIS5 | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形) |
IP4X JIS4 | 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
IP3X JIS3 | 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
IP2X JIS2 | 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定) |
IP1X JIS1 | 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定) |
防爆規格
爆発性ガスなどを使用している危険箇所で通常の電気機器類を使用すると爆発する危険がありますが、そのような危険箇所でも使用できるように設計し、検定に認定された電気機器の規格。
※防爆対応表の見方について
表の縦軸:無線機の「爆発等級」とは、爆発性ガスのうちどのガスへの耐性があるのかを表しています。
表の横軸:無線機の「温度等級」とは、無線機本体の構造が耐えうる最高表面温度が何度なのかを表しています。最高表面温度が低いほど、物質としては危険性が高くなります。
本質安全防爆の見方 例)Ex ib ⅡC T4
危険度低い危険度高い | |||||
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T1※1 300℃~450℃ |
T2※1 200℃~300℃ |
T3※1 135℃~200℃ |
T4※1 100℃~135℃ |
||
Ⅱ※2 | |||||
A※3 分類Aの爆発性ガスに対応 | アセトン | 1-ブタノール | ヘキサン | アセトアルデヒド | |
トルエン | 塩化アセチル | シクロヘキサノール | |||
アンモニア | クメン | ||||
ベンゼン | プロパン | ||||
エタン | メタノール | ||||
メタン | |||||
シクロプロパン | |||||
プロピレン | |||||
酢酸 | |||||
酢酸エチル | |||||
B※3 分類Bの爆発性ガスに対応 |
一酸化炭素 | エチレン | 2-エトキシエタノール | エチルメチルエーテル | |
エチレンオキシド | クロトンアルデヒド | ジエチルエーテル | |||
エタノール | テトラフルオロエチレン | ||||
C※3 分類Cの爆発性ガスに対応 | 水素 | アセチレン |
爆発等級 | 温度等級 | ||
---|---|---|---|
Ⅱ※2 | T1※1 最高表面温度の範囲:300℃~450℃ |
||
A※3 分類Aの爆発性ガスに対応 |
アセトン | ||
トルエン | |||
アンモニア | |||
ベンゼン | |||
エタン | |||
メタン | |||
シクロプロパン | |||
プロピレン | |||
酢酸 | |||
酢酸エチル | |||
T2 最高表面温度の範囲:200℃~300℃ | |||
1-ブタノール | |||
塩化アセチル | |||
クメン | |||
プロパン | |||
メタノール | |||
T3 最高表面温度の範囲:135℃~200℃ | |||
ヘキサン | |||
シクロヘキサノール | |||
T4 ※最高表面温度の範囲:100℃~135℃ | |||
アセトアルデヒド | |||
B 分類Bの爆発性ガスに対応 | |||
T1※1 最高表面温度の範囲 300℃~450℃ | |||
一酸化炭素 | |||
T2 最高表面温度の範囲 200℃~300℃ | |||
エチレン | |||
エチレンオキシド | |||
エタノール | |||
T3 最高表面温度の範囲 135℃~200℃ | |||
2-エトキシエタノール | |||
クロトンアルデヒド | |||
テトラフルオロエチレン | |||
T4 ※最高表面温度の範囲 100℃~135℃ | |||
エチルメチルエーテル | |||
ジエチルエーテル | |||
C 分類Cの爆発性ガスに対応 |
T1 ※最高表面温度の範囲 100℃~135℃ | 水素 | |
T2 ※最高表面温度の範囲 200℃~300℃ | |||
アセチレン |
※1ガスの発火温度に対応している機器の最大表面温度区分
※2爆発性雰囲気場所の分類。「Ⅰ」鉱山、「Ⅱ」鉱山を除くすべての場所
※3ガスまたは蒸気の分類
①XiRP8608Exの場合
Ex ib ⅡC T4(ガス)※上記の防爆対応表に記載されているガス、すべて対応
②NX-230EXの場合
Ex ib llC T4 Gb(ガス)※上記の防爆対応表に記載されているガス、すべて対応
Ex ib lllC T110℃ Db(粉塵)
③NX-330EXの場合
Ex ib llC T4 Gb(ガス)※上記の防爆対応表に記載されているガス、すべて対応
Ex ib lllC T110℃ Db(粉塵)
④PD798Exの場合
Ex ib llC T4 Gb
XiRP8608Exの場合
Ex ib ⅡC T4(ガス)
※上記の防爆対応表に記載されているガス、すべて対応
NX-230EXの場合
Ex ib llC T4 Gb(ガス)
※上記の防爆対応表に記載されているガス、すべて対応
Ex ib lllC T110℃ Db(粉塵)
NX-330EXの場合
Ex ib llC T4 Gb(ガス)
※上記の防爆対応表に記載されているガス、すべて対応
Ex ib lllC T110℃ Db(粉塵)
④PD798Exの場合
Ex ib llC T4 Gb
HX600UJFISの場合
UL913
MOTOTRBO R7の場合
TIA-4950