施設・ホテル・アミューズメントなどでは、施設敷地内でのスタッフ間の業務連絡に使用されることが多いため、操作がシンプルで、必要な通信範囲を確保出来る無線機がおすすめです。
ボタンをワンプッシュするだけで、スタッフ全員と瞬時に繋がり、迅速な業務連絡を可能にします。
また、毎日の業務での使用は勿論のこと、地震や火事などの災害時・緊急時に、お客様や従業員の安全を確保する為の連絡用として利用することも出来ます。
その場合は、防災・BCP(危機管理)対策に適し、すなわち災害時に必要な通話(距離、回線)が担保される無線機かどうかを確認しましょう。
通話方法が、交互通話か同時通話か、スタッフ全員と一斉に通話をするのか、個別に通話をする必要もあるのかなど、業務内容に応じた適切な機能が搭載されているかも重要です。
それぞれの無線機の機能を確認し、最適な無線機を選びましょう。
また、業務用のスマートフォンを会社から支給されている場合は、アプリ無線をスマートフォンにインストールして、スマートフォンを無線機として使用する方法もおすすめです。

無線機を選ぶ際は、まず、必要な通信距離を確認しましょう。
施設内のレストランなど、ワンフロアで使用するのに適した、通信距離300m程度の特定小電力トランシーバーから、建物内10F程度、市街地1km程度の距離で通信ができる、デジタル簡易無線免許局・登録局、更に広範囲や、遠隔地の別施設との通信も可能なアプリ無線やIP無線機まで取り揃えておりますので、使用環境や用途に応じて選びましょう。
施設内では、作業をしながらの通信が多い為、ハンズフリー同時通話の機能が必要な場合もあります。アプリ無線や一部のIP無線機には、ハンズフリー同時通話機能が搭載されておりますので、これらの性能も確認しましょう。
また、デジタル簡易無線免許局は、チャンネル数が多く、混信のリスクが少ないですが、免許申請の手続きが必要になります。より手軽に無線機を利用したい場合は、デジタル簡易無線登録局や、IP無線機など、免許不要の機種を選ぶこともポイントです。
BCP対策として無線機を使用する場合は、無線機同士が直接通信するデジタル簡易無線登録局・免許局の使用が適しています。
無線機を継続して使用する場合は、購入やリース、イベントなどで年に数回スポットで利用する際は、レンタルでの契約が良いでしょう。
一般的に価格の面では、特定小電力トランシーバーが安価で使用しやすいですが、大きな施設で使用する際は、電波が届かない可能性もあります。
無線機を使用する際は、販売店に相談の上、テスト運用されることがおすすめです。
無料お試しで実際に使用してみて、通信距離や使い勝手を確認した上で最適なものを選びましょう。