無線機、IPネットワーク、IoT機器、IP電話
システム構成例
お客様が抱えている問題を【無線通信】および【ICT環境】を活かした機器を構築するソリューションを提供します。幅広い分野で、お客様のニーズに合わせて、柔軟にシステムを構築することができますので、お気軽にお問い合わせください。
アイコムネットワークの構築についてまずはご相談ください!
製品ラインナップ
IP電話システム用機器
IP電話機(固定電話/内線電話)、WLANトランシーバー、IP無線機が三位一体となったアイコム製の無線モバイルIPフォンです。
【IP210H】
IP電話×IP無線機×WLANトランシーバー
無線LANアクセスポイントを中継装置として、同じLAN配下にある端末同士で通話することができる無線モバイルIPフォンです。屋外にいながら社内の内線電話を受信することができます。Bluetoothアクセサリ対応。
【IP200H】
IP電話×IP無線機×WLANトランシーバー
お手持ちのスマートホンにインストールすることでアイコム製のビジネスフォン・IPトランシーバーと同等機能が使用できるようになります。
【IP200APP】
無線アプリ
IP電話や無線LANトランシーバーを収容する中規模IP電話システムを構築できるSIPルーターです。無線LANトランシーバー、IP電話を接続できます。IP無線機との接続も可能です。
【SR-8000V / SR-8000VK】
VoIPルーター
オフィス内や受付などの要所へ設置し、インターフォンのように使用できる据え置き型IP電話(無線IPインターコム)です。無線LANアクセスポイントを経由して通話できるので、ランニングコストを掛けずに内線システムを実現することができます。
【IP200PG】
無線IPインターコム
アイコム製の無線モバイルIPフォンIP200Hをアナログ電話回線(PSTN)に接続する事ができる回線拡張用ゲートウェイです。IP電話システムのLAN上にVE-AG1を設置し、台数分のアナログ回線(PSTN)を簡単に増設できます。
【VE-AG1】
アナログ回線拡張用ゲートウェイ
アイコム製の無線モバイルIPフォンIP200Hを利用したIP電話システムにISDNを付加する事ができる回線拡張用ゲートウェイです。IP電話システムのLAN上にVE-IG1を設置すれば台数分のISDN回線数を容易に増設することができます。
【VE-IG1】
ISDN拡張用ゲートウェイ
アイコムIP無線機と通話できます。また別売りの無線機/RoIPゲートウェイVE-PG4を接続して、IP電話との通話、スマートフォンの内線化、PCやタブレットの社内サーバーと通信できます(telelinkネットワーク)。
【VE-SP2】
IPテレワークシステム
ビジネスフォンでありながらもPTTボタンでIP/WLANトランシーバへワンタッチ同報通話が可能な多機能卓上型IPフォンです。LANケーブルで給電できるPoE対応(IEEE802.3at準拠)しますので、ACアダプターが不要です。
【VP-2100】
卓上型IPフォン
アイコム製のIP電話システム用機器の導入についてまずはご相談ください!
ネットワークに接続可能な無線機・トランシーバー
無線LANトランシーバー用コントローラーと無線LAN環境を使い通話します。ハンズフリー同時通話、交互通話もできます。同じエリア内だけでなく遠隔地との通話も可能です。
【IP110H】
WLANトランシーバー
au回線とNTTドコモ回線のSIMを同時に装着できるデュアルSIMを採用し、本体操作だけで使う回線を切り替えて通信できるアイコム製のIPトランシーバーです。別売りのRoiPゲートウェイVE-PG4を使用すればIP電話、デジタル簡易無線機、特定小電力トランシーバーとの通話も可能になります。
【IP501H】
IP無線機
IP502Hの機能に加えて、無線LAN(WLAN)に対応しています。WPA3対応により、高レベルなセキュリティー環境のネットワークに接続可能となり、LTE圏外ではWi-Fi(インターネット)経由で通信できます。
【IP510H】
IPトランシーバー(LTE+WLAN対応)
Iridium Communications Inc.(イリジウムコミュニケーションズ社、本社:アメリカ・バージニア州)と協業して開発した衛星通信トランシーバーシステム(Satellite PTT)です。極地を含む世界中どこにいてもPTT(送信)ボタンを押すだけで1対多数の同報通信が可能。別売りの接続ケーブルOPC-2412を使用したRoIPゲートウェイVE-PG4との接続で、従来のデジタル簡易無線や特定小電力トランシーバーとも通信可能です。
【IC-SAT100】
衛星通信トランシーバー(携帯型)
極地を含む世界中どこにいてもPTT(送信)ボタンを押すだけで1対多数の同報通信が可能な車載型衛星通信トランシーバーシステム(Satellite PTT)です。別売りの接続ケーブルOPC-2412を使用したRoIPゲートウェイVE-PG4との接続で、従来のデジタル簡易無線や特定小電力トランシーバーとも通信可能です。
【IC-SAT100M】
衛星通信トランシーバー(車載型)
日本全国の携帯電話通話エリア内で使用できるIPトランシーバーとデジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった、ハイブリッドIPトランシーバーです。別売りのRoIPゲートウェイVE-PG4の導入で、通話エリアの拡張や、特定小電力トランシーバー、電話などとの通話が可能です。IP700 PLUSは登録局(3R/3T)と免許局(3B/3C/3D※対応予定)どちらも新波対応製品です。
【IP700 PLUS / IP700】
IP無線機×デジタル簡易無線機
アイコム製のIP電話システム用機器の導入についてまずはご相談ください!
IoT機器
IP無線機やデジタル簡易無線機や特定小電力トランシーバー、衛星通信トランシーバー、WiFiトランシーバー校内放送設備をお互いに通話できるようにするための通信拡張ユニットです。
【VE-PG4】
RoIPゲートウェイ
アイコム製のIoT機器の導入についてまずはご相談ください!
無線LANアクセスポイント
Wi-Fi6(IEEE802.11ax)の最新規格に準拠、2.4Gbpsの超高速通信が実現。2.4GHz、5GHz帯デュアルバンド対応のAP(アクセスポイント)です。
【AP-9600】
ワイヤレスアクセスポイント
Wi-Fi6 (IEEE802.11ax)に準拠しています。2波同時通信で最速1.2Gbpsの高速通信ができます。OFDMA・WPA3に対応した強固なセキュリティー規格です。IEEE.802.3afのPoE規格で動作します。
【AP-96M】
ワイヤレスアクセスポイント
2.4GHz、5GHzデュアルバンドに対応。IEEE802.11ac(Wave2)の最新規格に準拠し、最大867Mbps(理論値)の超高速通信ができます。アイコム製WLANトランシーバーIP100Hなどのネットワーク製品をネットワークに接続する際に使用できます。
【AP-95M】
ワイヤレスアクセスポイント
アイコム製の無線LANアクセスポイントの導入についてまずはご相談ください!
5GHz帯無線アクセスシステム
最大150Mbpsの高速通信を実現。IP67の防塵・防水性能で屋内外を問わず、過酷な環境下や寒冷地でも使用できる堅牢性の高いボディです。
【BS-900BPA】
FWAビル間通信ユニット(FWA基地局)
最大150Mbpsの高速通信を実現。IP67の防塵防水性能で屋内外を問わず、過酷な環境下や寒冷地でも使用できる堅牢性の高いボディです。
【BS-900SPA】
FWAビル間通信ユニット(FWA無線LAN端末)
SE-900FWと組み合わせて、素早い通信ができるネットワーク環境を構築し、ビル間で無線LANによる通信ができます。耐久性に優れた堅牢性の高いボディです。
【BS-900】
FWAベースステーション(基地局)
最大150Mbpsの高速通信を実現。IPX7の防水性能で屋内外を問わず、過酷な環境下や寒冷地でも使用できる堅牢性の高いボディです。
【BS-580BPA】
FWAビル間通信ユニット(FWA基地局)
最大150Mbpsの高速通信を実現。IPX7の防水性能で屋内外を問わず、過酷な環境下や寒冷地でも使用できる堅牢性の高いボディです。
【BS-580SPA】
FWAビル間通信ユニット(FWA陸上移動局)
屋外の固定機器間で広帯域通信が可能なFWAサービスユニットです。過酷な環境下でも運用可能な堅牢性と-20℃~+55℃の広い動作温度範囲を実現。
【SE-900FW】
FWAワイヤレスLANユニット(陸上移動局)
アイコム製の5GHz帯無線アクセスシステムの導入についてまずはご相談ください!
無線LANユニット
高速通信に対応したワイヤレスLANユニットです。5GHz帯と2.4GHz帯での通信に対応。ギガビットイーサネットに対応し無線通信を活かした高速通信が可能。
【SE-90M】
ワイヤレスLANユニット
通信規格IEEE802.11acに準拠し、高速通信を実現。5GHz帯19ch、2.4GHz帯13chに対応。IPX4防水仕様で屋外でも使用することができます。
【SE-900】
ワイヤレスLANユニット
アイコム製の無線LANユニットの導入についてまずはご相談ください!
無線LANブリッジ
ビル間の通信回線と高速の無線でつなぐ装置です。最大300Mbpsの2.4GHz帯、最大867Mbpsの5.6GHz帯での高速同時通信が可能です。IP54の防塵・防水構造です。
【SB-900】
ビル間通信ユニット
アイコム製の無線LANブリッジの導入についてまずはご相談ください!
ワイヤレスIPカメラ
無線LAN接続できる防塵・防水仕様の赤外線暗視機能付きIPカメラです。防犯/監視用途などでのIPカメラとして、LAN環境と電源だけで手軽に使用できます。
【VE-CAM10 / VE-CAM10D】
IPカメラ
アイコム製のワイヤレスIPカメラの導入についてまずはご相談ください!
PoEハブ
IEEE802.3at規格/IEEE802.3af規格に準拠した8ポートHUBです。 VLAN Mode Enabled、DHCPリレー使用可、SNMPv3対応、SNMPv3トラップ対応、IEEE 802.1X認証、MACベース認証。
【VE-SW8】
PoE HUB
アイコム製のPoE ハブの導入についてまずはご相談ください!
IoTアンテナ
対応周波数は815~2170MHzで、無線機やルーター向けの薄型・小型外付けアンテナです。省スペース設置が可能で、内蔵アンテナやホイップアンテナでは通信が難しい環境に効果的です。
【DP-BRO】
ダイポールアンテナ
対応周波数703~2690MHzで、無線機やルーターなどで使用される薄型・小型の外付けアンテナで、IP66 / IP67の防水・防塵性能を備えています。
【DP-BRO-RE】
ダイポールアンテナ
対応周波数①815~2170MHz、②2595~2625MHzで、無線機やルーターなどで使用される薄型・小型の外付けアンテナで、IPX6防水・防塵性能を備えています。
【DP-BRO-AD】
ダイポールアンテナ
対応周波数814~2170MHzで無線機やルーターなどで使用する2MIMO対応、薄型&小型の外付けアンテナでIP66防水・防塵性能を備えています。
【WH-MI2-S】
2MIMO対応アンテナ
814~2170MHzに対応し、ドコモ、au、Softbankの3キャリアに対応します。無線機、ルーター、制御機器、センサー端末などの通信機器の樹脂筐体内への内蔵することを想定したFPC内蔵アンテナです。接栓はU.FL-LPコネクタです。
【DP-INF-100(UA)】
FPC内蔵アンテナ
814~2170MHzに対応し、ドコモ、au、Softbankの3キャリアに対応します。無線機、ルーター、制御機器、センサー端末などの通信機器の樹脂筐体内への内蔵することを想定したFPC内蔵アンテナです。接栓はU.FL(A)コネクタです。
【DP-INF-NEXT-100(UA)】
FPC内蔵アンテナ
アイコム製のPoE ハブの導入についてまずはご相談ください!
システムの仕組み
無線機とは
電波法上は送信機能を有した無線局のことを⾔います。デジタル簡易無線、⼀般業務無線、各種業務無線、IP無線、無線アプリなど、「無線機」ではなく、「無線」と表記される場合もあります。無線機/無線を使⽤することが多い業界は、 ⼯場・プラント、警備業、建設業、クレーン・重機、ドローン・無⼈ヘリコプター、農薬散布、スカイスポーツ、町内会・⾃治体・管理組合の災害対策(BCP)などです。また、レジャーユースでも無線機は多く使⽤されています。
IP無線機とは
IP無線機とは携帯電話網等のデータ通信機能を利⽤したプレストーク(PTT)⽅式の移動体通信サービスのことです。 主に携帯電話パケット通信網やWiFi無線網を使い、⾳声やデータをVoIP化して伝送する無線機をIPトランシーバー・PoCトランシーバー、LTEトランシーバーなどと呼ばれています。MVNO⽅式で運営されていることが多いサービスです。
IPネットワークとは
IP(インターネットプロトコル)という通信ルールに従って、データの送受信を⾏うコンピュータネットワークの⼀つです。IPは複数のネットワークを相互に通信できる規格で、会社や家庭のLANをはじめ、通信事業者ネットワークなど、ほとんどのネットワークの通信ルールとなっています。
IPネットワーク、無線機、IoT機器、IP電話を⼀元運⽤できるシステムは
IPネットワーク、無線機、IoT機器、IP電話を⼀元運⽤できるシステムは、各種の機器を融合した、機能・特⻑を利⽤できるシステムです。更に、衛星通信トランシーバーと連携することもでき、災害時にお使いの無線機、IP電話から衛星通信も可能になります。相互接続して、⼀台で使⽤できる商品や、無線機⾃体にIP無線、IP電話、WiFi無線機、デジタル簡易無線などの機能を有している商品もあります。
メリットとデメリット
メリット
IPネットワークを⼀元運⽤することで、システムやアプリケーションとの連携が容易になるだけでなく、⽤途ごとに別々のネットワークを利⽤するよりも費⽤を削減することが可能です。 少子高齢化による働き⼿不⾜が叫ばれる現在、ネットワークシステムを活⽤し、今までは多くの⼈⼿が必要だった仕事を少⼈数で運⽤できるようになることが急務となっています。特に深刻な⼈⼿不⾜に悩まされている介護業界などでは、ICT化にかかる費⽤を国や地⽅⾃治体が補助するICT助成金という制度も拡充しています。 IPネットワークシステムが構築されていれば、IP電話やIP無線を使⽤する⼈数が増減する場合にも、配線⼯事などの必要はなく、簡単に⼈数の変更に対応できます。また、IP電話の種類によっては発信ができない、緊急通報やフリーダイヤルへも、問題なく発信ができます。平常時に社内等のコミュニケーションツールとして運⽤することはもちろんのこと、非常時における通信手段やバックアップ回線として活用することもできるため、BCP対策にも適しています。
デメリット
IPネットワークを⼀元運⽤することは、裏を返せば、ネットワークシステムの全てをIPネットワークに依存しているということです。通信を⾏う中で、サーバーダウンなどのネットワーク障害や通信速度の遅延など、トラブルが発⽣した場合、⼤きな損害を被ってしまう可能性があります。不測の事態に備えて、障害対応のマニュアル化や、ネットワーク機器の冗⻑化など、迅速な対応を可能にする事前の対策が必要です。